データの活用 13 数列2 (略解)
聖徳学園高校 (R7年) ★ 上宮高校 (R7年) ★★★
 32024の一の位の数字は[  ]である。
 

【解】3の累乗の一位の数は, 3,9,7,1,…(4数ごとに繰り返す)
2024÷4=506と,割り切れるから,くり返し最後の数で
, 1
 同じ大きさの正方形のタイルを白,黒の順に並べ,右のような図形を作っていきます。

タイル 2番目 4番目 6番目 2k番目
1 4 9 k2
2 6 12 k2k
3 10 21 2k2k
 表は,白と黒のタイルを並べてできた図形の,2色のタイルの枚数をまとめたものです。

(1) 8番目の図形について,白のタイルの枚数を求めなさい。
【解】偶数(2k)番目は,白k2枚, 黒(k2k)枚
k=4より,4216枚
(2) 10番目の図形について,黒のタイルの枚数を求めなさい。
【解】
k=5より,52+5=30枚
(3) 16番目の図形について,タイルの合計枚数を求めなさい。
【解】
k=8より,2×82+8=136枚
(4) 100番目の図形について,白のタイルと黒のタイルの枚数の差を求めなさい。ただし,差は正の数で答えなさい。
【解】
k=50より, 黒−白=(502+50)−50250枚
明治学院東村山高校 (R4年) ★★
 以下のように規則的に数が並んでいるとき,
2,|4, 4,|6, 6, 6,|8, 8, 8, 8,|10, 10, 10, 10, 10,|12, …

(1) 21番目までのすべての数の和
【解】1+2+…+6=21で,6群の最後の項
和=2+4×2+6×3+…+12×6
 =2+8+18+32+50+72=182

(2) 50番目の数
【解】1+2+…+9=45で,10群  10×2=20

(3) 100を初めて超えるのは,何番目の数か
【解】100が50個並ぶのは50群
1+2+…+50=×50×51=1275番目
1275+1=1276番目
京都府立鳥羽高校 (R7年) ★★ 近畿大附属豊岡高校 (R5年) ★
 4つの整数2,6,7,8をある規則にしたがって,次のように左から並べた。
 7,6,2,7,6,8,8|7,6,2,7,6,8,8|7,6,2,7,6,8,8|
(1) 左から数えて25番目の数を求めよ。
【解】7項ごとに繰り返している
25÷7=3余り4だから,4群の4項目で, 7
(2) 左から数えて100番目の数を求めよ。
【解】100÷7=14余り2だから,15群の2項目で, 6
(3) 2025回目の8は左から数えて何番目の数か。例えば,4回目の8は左から数えて14番目の数である。
【解】1群に8は2個あるから,1013群の6項目
7×1012+6=7090番目
 正方形のカードを図のように並ぺる。

(1) nは2以上の自然数とする。n番目で左下の隅にあるカードに書かれた数をnの式で表しなさい。
【解】右下の数より(n−1)小さいから,
 n2−(n−1)=n2n+1
(2) n番目で,四隅の4つの数の和が394になるとき,nの値
【解】左上=1, 右上=n, 左下=n2n+1, 右下=n2
 1+n+(n2n+1)+n2=394
 2n2+2=394で, n=14
常盤高校 (R6年) ★ 宇都宮短大附属高校 (R6年) ★★
 正方形の白板と黒板を図のように規則的に増やしていく。

(1) 6段のとき,白板は[  ]枚である。
【解】白は3枚ずつ増えて, 5,8,11,14,17

(2) n段のとき,白板は[  ]枚である。ただし,nを使った最も簡単な式で表せ。
【解】5+3(n−2)=3n−1

(3) 白板がちょうど26枚のとき,黒板は[  ]枚である。
【解】3n−1=26より,n=9段
よって, (9−1)264
 立方体をつなぎ合わせて立体をつくる。
(1) 4番目の立体で,見えないブロックの個数
【解】奥の縦で, 3個
(2) n番目の立体で,見えないブロックの個数をnを用いて表せ。
【解】奥の縦はn個だから, n−1個
(3) 4番目の立体に使われているブロックの個数を求めよ。
【解】1+3+5+7=16個
(4) n番目の立体のプロックの個数をnを用いて表せ。
【解】1,4,9,16,…, n2
(5) ブロックが2024個あるとき,最も大きい立体は[A ]番目の立体であり,このときプロックは[B ]個あまる。
【解】n2<2024より, n44番目
2024−44288

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