データの活用 6 四分位数・箱ひげ図2 (略解)
慶応義塾高校 (R7年) ★ 國學院大久我山高校 (R7年) ★
 ある中学校で,9人の生徒に対して100点満点の数学のテストを行った。このテストの得点の最小値は30点,第1四分位数は39点,第2四分位数は64点,第3四分位数は75点,最大値は92点であり,平均値は60点であった。9人のうちの7人の得点が30点,37点,59点,64点,68点,82点,92点であるとき,残り2人の得点は,低い順に[  ]点, [  ]点である。
 ただし,すべての得点は整数値であるものとする。

【解】30 37 x 59 64(Q2) y 68 82 92
残り2人をx,yとすると,平均値より,xy=108
Q1=(37+x)/2=39より ,x41点 y67
 次のデータは,16人の生徒の10点満点の計算テストの得点である。
5, 4, 3, 6, 6, 5, 5, 7, .6, 7, 7, 8, 7, 9, 9, 8
 このデータの箱ひげ図を下図にかきなさい。

【解】
昇順に並べると, 3, 4, 5, 5,
| 5, 6, 6, 6, | 7, 7, 7, 7, | 8, 8, 9, 9
Q1=5 Q2=6.5 Q3=7.5 最小値=3 最大値=9
     
福井県立高校 (R5年) ★ 甲南高校 (R7年) ★
 ア〜エと,四分位範囲
(データ)  3, 4, 6, 6, , 8, 8, 9, 9,
【解】
中央値=(ア+8)÷2=7より, ア=6
最大値=イ=10 最小値=ウ=3
第1四分位数(3番目)=エ=6
 次の資料は,生徒9人の10点満点の小テストの結果である。平均値が6点であるとき,aの値と第3四分位数を求めよ。
  5,9,6,7,1,9, 3, 6,a

【解】昇順に並べると, 1 3 5 6 6 7 a 9 9
平均値=a+46=6×9より, a8
Q3=(8+9)/2=8.5
渋谷教育学園幕張高校 (R7年) ★ 青山学院高等部 (R7年) ★★★
 41以上100未満の異なるすべての素数からなる1組のデータがあります。

(1) 【解】41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97

ア 第2四分位数Q2を求めなさい。
 Q267
イ 第3四分位数Q3を求めなさい。
 Q3=(79+83)/2=81

(2) このデータから2つの素数を除いて平均値を求めると69となりました。除いた2つの素数を求めなさい。
【解】
2素数の和=(13素数の和)−(11素数の和)=863−759=104

条件を満たすのは, 43と61
 下図は10人に20点満点のテストを行った結果を箱ひげ図にしたものである。ただし,点数はすべて整数である。

(1) 四分位範囲を求めよ。
【解】13−6=7点
(2) 平均値として考えられる値のうち,最も小さい値(最小値),最も大きい値(最大値)はそれぞれ何点か。
【解】3 a 6 b c d e 13 f 18 (ただし,cd=20)
平均値=(abe+f+60)/10
 最小値=(3+6+10+13+60)/10=9.2点
 最大値=(6+10+13+18+60)/10=10.7点
(3) 平均値が整数で,かつ10人全員の点数が異なるとき,10人の点数として考えら れないものを,3点以上18点以下の中ですべて挙げよ。
【解】3 a 6 b 9 11 12 13 f 18
(2)より,平均値=10で,abf=28 (a=4,5 b=7,8 f=14〜17)
a,b,f)=(4,7,17) (4,8,16) (5,7,16) (5,8,15)より, 10点と14点
就実高校 (R6年) ★ 長野県立高校 (R6年) ★
 箱ひげ図として正しいものを,下のア〜エから選ぶと[  ]
生 徒 A B C D E F G H I J K L
得点(点) 4 9 6 7 6 7 4 6 4 7 10 5


【解】
順に並べると,4 4 4 5 6 6 6 7 7 7 9 10
Q1=4.5,Q2=6,Q3=7
24、26、26、26、28、30、32、34
36、38、40、42、44、48、50
 箱ひげ図として正しいもの


【解】
Q1=26
Q
2=34
Q
3=42

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