図形 20 半円 ・ 扇形 (略解)
西大和学園高校 (R5年) ★★ 中央大附属横浜高校 (R5年) ★★
 図は中心がOで半径が4の円周上に,円周を8等分する点と12等分する点を描いたものである。点が重複しているものもある。図の斜線部分の面積は(あ  )である。また,図の角aの大きさは(  )°である。
【解】
8等分点(45°の扇形), 12等分点(30°の扇形)
斜線部分(扇形の合計)は90°
 あ=42π×=4π
xは円周の5/24で,∠x=360×(5/24)÷2=75/2
yは円周ので,∠y=360×÷2=30
 =∠a=(75/2)+30=135/2 (67.5)
 図のように,ABを直径とする半径7の半円の内側に,CDを直径とする半径rの半円が内接している。

(1) 直径ABの中点と直径CDの中点の距離をdとするとき,r/dの値を求めなさい。
【解】PH=√3r
△MPH∽△OPMより,r:d=√3r:2rで,r/d

(2) rの値を求めなさい。
【解】△ODMで
r2d2r2+(3r)2=()2より, r21/2
早稲田佐賀高校 (R7年) ★
桐光高校 (R6年) ★★★
 右の図は,中心角が90°,半径が9のおうぎ形OABであり,点C,Dは弧ABを3等分した点である。また,OAECFDである。このとき,斜線部分の面積を求めよ。


【解】斜線=△ODF+OCD−△OCE

ところが,△ODF=△OCE(斜辺と1鋭角相等)だから,
 斜線=OCD=92π×(27/4)π
 図のように,正方形ABCDの辺ABを直径とする半円と,頂点Dと辺BC上の点Eを結んだ線分が接している。線分DEの長さが6cmのとき,半円の面積を求めよ。

【解】半円の半径をxとすると,DA=DH=DC=2x
EB=EH=6−2xより,EC=BC−BE=2x−(6−2x)=4x−6
△DECで,(2x)2+(4x−6)2=62
 4x(5x−12)=0で,x
半円=()2π×(72/25)πcm2
青山学院高等部 (R6年) ★★★ 追手門学院大手前高校 (R7年) ★★
 AB=6cm,BD=3cmのとき,

(1) 線分AEの長さを求めよ.
【解】△ACEで,AC=3√2,∠AEC=60°
AE=AC=×3√22√6cm

(2) 線分BEの長さを求めよ.
【解】BE=CB−CE=3√2AE=(3√2−√6)cm
(3) 線分CDの長さを求めよ.
【解】△OCDは頂角30°の二等辺三角形
△CDHで,x2=()2+(3−3)2=18−9√3
 x2(4−2√3)=(√3−1)2で,
 x=CD=(√6−√2)cm
 右の図のように,線分ABを直径とする半円がある。弧AB上に2点C,Dがあり,直線ACと直線BDの交点をEとする。AC=2,CE=6,DE=4のとき,

(1) △ADE∽△BCEを証明しなさい。
【証明】△ADE∽△BCEで,
∠AED=∠BEC(共通)
∠DAE=∠CBE(の円周角)
 2角相等より, △ADE∽△BCE
(2) 線分BDの長さを求めなさい。
【解】(1)より,4:6=8:BEで,BE=12 よって,BD=12−4=8
(3) △BCEの面積を求めなさい。
【解】△BCE(∠E=60°)=×6×618
大阪星光学院高校 (R7年) ★★ 東京学芸大附属高校 (R7年) ★★
 右の図のようにAB,,CBをそれぞれ直径とする大小2つの半円があり,AEは小さい方の半円上の点 Dにおける接線である。=7:3のとき,を最も簡単な整数の比で表すと[ : ]である。


【解】OBEで,∠BOE=180×=54°より,∠AO'D==63°
=63:(180−63)=63:117=7:13
 図のように,中心角が120°のおうぎ形OABがあり,2点C,DはAB上にある。AC= 3πcm,CD=4πcm,DB=5πcmである。線分ADと線分BCの交点を Eとするとき,∠AEBの大きさ を求めなさい。

【解】OADで,∠AOD=120×(7/12)=70°より,∠A=55°
同様に,OBCで∠BOC=120×(9/12)=90°より,∠B=45°
四OAEBで, ∠AEB=360−(120+55+45)=140°

TOP] [問題にもどる]  ★ 中  ★★ やや難  ★★★ 難