図形 18 作 図 (略解)
以下の問題では,定規とコンパスを用いて作図し,作図に用いた線は消さないでおくこと。
お茶の水女子大附属高校 (R5年) ★★★ 早稲田実業高等部 (R7年) ★★
 ∠A=30°,AB=ACである二等辺三角形ABCで辺BCが直線l 上にあるものを作図せよ。  図のように長さ2の線分ABがある。このとき,点Aを中心とする半径の円を作図せよ。


・Aからl に垂線mを引く
・正三角形APHを作図する
・∠PAHの4等分を考え,直線nを引く
lnの交点をBとする
・AB=ACとなるように,l上にCをとる
・3点A,B,Cを結ぶ
〜△MCB(30°60°90°の直角三角形)を作図する〜

・BからABの垂線l を引く
・ABの中点Mをとる
l 上にAB=BCとなる点Cをとる
・Aを中心に,半径ACの円をかく
都立日比谷高校 (R7年) ★★ 慶応義塾志木 高校 (R7年) ★★
 図で,点Pは△ABC の外部にある点で,∠ACB =∠APB,∠ABP=90°である。
 解答欄に示した図をもとにして,点Pを1つ,作図によって求め,点Pの位置を示す文字Pも書け
 y軸上に原点Oと異なる点Pがあり,直線y=2x上に点Qがある。点Pを通り,点Qで直線y=2xと接する円をCとする。
 図のように点P,Qがあるとき,円Cを作図せよ。
 


〜△ABCの外接円を作図する〜
・ABの垂直二等分線l とBCの垂直二等分線mの交点O(外心)をとる
・AOを延長して,外接円との交点をPとする
・PQの垂直二等分線l を引く
・Qから直線y=2xの垂線mを引く
l mの交点Cとし,Cを中心に半径CPまたはCQの円をかく
県立膳所高校 (R6年) ★★ 都立立川高校 (R6年) ★★★
 図の座標平面のx軸,y軸上にそれぞれ点(3,0),点(0,1)が与えられている。 解答用紙にある座標平面のx軸上に,点P(√19, 0)を作図しなさい。  図のように,線分ABと線分CDがあり,互いに文わっている。
 図をもとにして,線分CD上にあり∠APB=45°となる点Pを,定規とコンパスを用いて作図し,点Pの位置を示す文字Pも書け。


・AB=OC(長さ√10)となる点Cをとる
・AC=OP(長さ√19)となる点Pをとる
・ABの垂直二等分線l上に,AM=EMとなる点Eをとる
・直線CD上に,EB=EPとなる点Pをとる

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