図形 13 直角三角形 (略解)
滋賀県立高校 (R5年) ★ 香川県立高校 (R7年) ★
 ∠C=90°の直角三角形ABCで,辺AB,CAの長さを10,5とします。
(1) △ABCと△NBMの面積比を求めなさい。
【解】BC=5√3
△ABC∽△NBM(比√3:1)
 面積比=(√3)2:123:1
(2) 辺BCが通過したときにできる斜線部の面積を求めなさい。
【解】(△AB'C'+扇形ABB')−(扇形ACC'+△ABC)
 =扇形ABB'−扇形ACC'=102π×−52π×
 =25ππ(75/4)π
 右の図のような,∠ACB=90°の直角三角形ABCがあり,AB=10cm,BC=6cmである。点Dは辺AB上の点で,BD=3cmである。点Eは辺AC上の点で,CE=3cmである。点Dと点Eを結ぶ。
 線分AD上に点Fを,四角形BCEDの面積と△BCFの面積が等しくなるようにとるとき,線分DFの長さは何cmか。

【解】EからCDの平行線を引く
△ABCで,AC=8
△ADEで,AD:DF=AC:CEより,7:DF=8:3で,DF=21/8cm
千葉県立高校 (R5年) ★★★ 早大本庄高校 (R4年) ★★★
(1) 線分AEの長さを求めなさい。
【解】△DBE=△ABC=12cm2
BH=で,AH=
AE=DE−DA=5−×2=cm
(2) △ABFの面積を求めなさい。
【解】△AFE∽△BFCより,a:b=7:20…ア
ABCEは同一円周上で,∠AEC=∠ABC=90°
△ACEで,CE=24/5
 △ABF∽△ECFより,b:c=5:8…イ
アイより,a:c=(7/20):(8/5)b=7:32
△ABF=△ABC×(7/39)6×(7/39)14/13cm2
 ∠ADC=∠DEA=∠EFD= 90°であるとき,線分EFの長さを求めよ。

【解】(右図参照)
△ABC∽△DACより,
 AD=AB×=4×
△ABC∽△EDAより,
 DE=AB×(/5)=4×=48/25
△ABC∽△FEDより,
 EF=AB× 48/25 =4× 48 192
5 125 125
日本大第三高校 (R6年) ★★ 函館ラ・サール高校 (R7年) ★
 右の図のように,AB=2√5cm,AC=4cm,∠A=90°の△ABCがある。∠Cの二等分線と辺ABとの交点をD,また,頂点Aから辺BCに垂線AEを引き,CDとの交点をFとする。

(1) AD:DBの長さの比を,もっとも簡単,な整数の比で答えなさい。
【解】
BC=√(2√52)+42
=6
CDは二等分線だから,AD:DB=4:6=2:3

(2) ECの長さを求めなさい。
【解】
△ABC∽△EAC(相似比6:4=3:2)

EC=AC×=4×cm

(3) △ADF:△ECFの面積の比を,もっとも簡単な整数の比で答えなさい。
【解】
△ADC∽△EFC(相似比4:
=3:2)
 DC:FC=3:2より,DF:FC=1:2で,△ADF:△AFC=1:2…ア
△AECで,AF:FE=4:=3:2で,△AFC:△ECF=3:2…イ
アイより,△ADF:△ECF=3:4 
           
 図のように∠ACB=90°の直角三角形があり、辺BC上にBD=4p,DC=3pとなるように点Dをとる。∠BAD=∠CADのとき,ACの長さを求めなさい。
【解】AB:AC=4:3より,AB=4x,AC=3xとすると,
△ABCで,(3x)2+72=(4x)2より,x
 よって,AC=3x3cm
中央大杉並高校 (R7年) ★★
 図のように,1辺の長さがtの正三角形と,1辺の長さがsの正方形と,円が互いに接しています。正三角形,正方形,円がいずれも外側の直角三角形ABCにも接しているとき,(ただし,∠B = 90°)
(1) ∠ACBの大きさを求めなさい。
【解】△DECで,∠E=60°だから,∠ACB30°
(2) 正三角形の1辺の長さtは,正方形の1辺の長さsの何倍になるか答えなさい。
【解】垂線FI をおろすと,は60°
AC= 3 ss 3 t×2= 3+√3 s+√3t …ア
3 2 3
AB= 2√3 ss 3+2√3 s …イ
3 3
△ABCで,AC=2ABだから,アイより, t=(+1)s
 ts (3+)/3

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