関数 6 一次関数4 (略解)
宇都宮短大附属高校 (R7年) ★ 駿台甲府高校 (R5年) ★★★
 1次関数yaxbのグラフが右の図のようになっているとき,不等式 mam+1 を満たす整数mの値は[  ]である。
【解】傾きaは負の整数, 1<切片b<2
b=1のとき,傾きa=−2 ・b=2のとき,傾きa=−3
−3<a<−2であればよいから, m−3
 右図で,直線l の式はyx…ア,直線mの式はy=−x…イである。直線l 上にx座標が正である点Pがあり,点Pを通り,傾きが−である直線をn,2直線m,nの交点をQとする。

(1) 点Pのx座標が2であるとき,点Qの座標
【解】アにx=2を代入して,P(2,1)
nは,y=−(x−2)+1で,y=−x+6…ウ
Qはmnの交点で,x=−x+6より,x
イにx=2を代入して, Q(,)
(2) 2点P,Qのy座標の差が1であるとき,点Qの座標
【解】Q(4t,−t)とすると,
nは,y=−(x−4t)−tで,y=−x+9t…エ
Pはlnの交点で,x=−x+9tより,P(3t,t)
y座標の差=t−(−t)=1で,
 t
 よって, Q(,−)
(3) 2点P,Qがともに格子点で,線分PQ上にある格子点の個数が7個のとき,点Qの座標
【解】nの傾きは−だから,
7個の格子点をR1,R2,…,R7とすると,
Q=R1(4t,−t),R2(4t−2,−t+5),
  ……R7(4t−12,−t+30)=P
R7をアに代入して,−t+30=(4t−12)で,t=12
 よって,Q(4t,−t)=Q(48,−12)
帝塚山泉ヶ丘高校 (R7年) ★★★
 図において,2つの直線lyx+2と my=−x+6の交点をA,l y軸との交点をB,mx軸との交点をCとする。

(1) Aの座標を求めなさい。
【解】 yx+2 を解いて, A(3,5)
y=−x+6
(2) 四角形ABOCの面積を求めなさい。
【解】B(0,2) C(18,0)
△DOC−△DBA=×6×18−×4×3=54−6=48
(3) Aを通り四角形ABOCを2等分する直線とx軸との交点の座標を求めなさい。
【解】
△AEC=×EC×5=48×より,EC=48/5
 OE=18−48/5=42/5で, (42/5,0)
立教新座高校 (R5年) ★★ 芝浦工大附属高校 (R5年) ★
 。P,Qのx座標がともにAのx座標よりも大きく,△APQの面積が54となるようなtの値を求めなさい。
【解】
A(−1,1) P(,−2t−1) Q(2t,2t+2) R(t,t+2)
△APQ=×(PとRのy座標差)×(AとQの座標差)
 ={(t+2)−(−2t−1)}{2t−(−1)}
 =(3t+3)(2t+1)=(t+1)(2t+1)=54
(2t−7)(t+5)=0となって,t>0より, t
 2直線y=−x+5とyx−1とy軸によって囲まれた部分の面積を求めなさい。

【解】
交点Pの
x座標を求める
x+5=x−1より,x=18/5
△PAB=×6×(18/5)=54/5
 
青森県立高校 (R6年) ★★★ 久留米大附設高校 (R6年) ★★★
 方程式 2xy=3 について述べた文として適切でないものを,次のア〜エの中から1つ選び,その記号を書きなさい。


 
 この方程式では,xの値を1つ決めると,それに対応してyの値がただ1つに決まる。
 この方程式を成り立たせるx,yの値の組は無数にある。
 この方程式のグラフは点(1,1)を通る。

 
 この方程式のグラフは点(0,3)を通り,傾き2の直線と一致する。

【解】傾きは−2だから,
 座標平面上において,直線y=−x+32と反比例yのグラフの交点をA,Bとし,A,Bのx座標をそれぞれa,bとする。ただし,ab>0とする。

(1) aの値を求めよ。
【解】−x+32=より,x2−32x+3=0
これを解いて,a=16+√253

(2) AとBの距離をdとするとき,d2の値を求めよ。
【解】直線ABの傾きは−1だから,AB=√2(ab)
d2=2(ab)2=2(2√253)22024

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