2 関数 5 一次関数 (略解)
福島県立高校 (R7年) ★ 大阪産大附属高校 (R7年) ★★
 yxの1次関数で,変化の割合が2で,x=-3のときy=7となる1次関数の式を求めなさい。

【解】
変化の割合=傾き=2
y=2(x+3)+7より, y=2x+13
 点Aは2点(3,-4),(2,-1)を通る直線上の点で,x座標が-2である。このとき,点Aのy座標を求めなさい。
【解】傾き= (-4)-(-1) =-3で,(2,-1)を通るから
3-2
y=-3(x-2)-1=-3x+5
これにx=-2を代入すると, y=-3×(-2)+5=11
市立福山高校 (R5年) ★★ 関西大倉高校 (R7年) ★★★
 3つの直線yx-7,y=-2x+8,yaxがあります。a=2のとき,この3つの直線は交わり三角形ができます。この3つの直線で三角形ができないようなaの値は全部で何個あるか,その個数を求めなさい。

【解】
a=1のとき,ア∥ウ
a=-2のとき,イ∥ウ
a=-のとき,ウはアイの交点(5,-2)を通る
 よって,三角形ができないa3個
 
 右の図のように2点A(-4,0),B(4,4)を通る直線l と,点Bを通り傾きが-である直線mがある。直線l,my軸の交点をそれぞれC,Dとする。

(1) 直線l の式を求めよ。
【解】傾き=  4-0 . で,(-4,0)を通るから
4-(-4)
y(x+4)+0より, yx+2

(2)△OBDと△BCPの面積が等しくなるように直線m上に点Pをとる。点Pの座標を求めよ。ただし,点Pのx座標は負とする。
【解】my=-(x-4)+4=-x+\(\frac{16}{3}\)
D(0,\(\frac{16}{3}\))で,△OBD=×\(\frac{16}{3}\)×4=\(\frac{32}{3}\)…ア
点Pのx座標をkとすると,△OBD=△BCP=△PDC+△BDC
 =×(\(\frac{16}{3}\)-2)×(4-k)=(4-k)=\(\frac{32}{3}\)となればよい
4-k=\(\frac{32}{3}\)×より,k=4-\(\frac{32}{5}\)=-\(\frac{12}{5}\)で,P(-\(\color{red}{\frac{12}{5}}\),\(\color{red}{\frac{92}{15}}\))

(3) (2)のとき,線分BC上に点Rをとり,正方形PQRSを作る。ただし,辺PQはy軸と平行である。このとき,点Rの座標を求めよ。途中の考え方や式も記入すること
【解】R(t,t+ 2)とすると,PQ=QRだから,
\(\frac{92}{15}\)-(t+2)=t-\(\frac{12}{5}\)より,t=\(\frac{52}{45}\)
 よって, R(\(\color{red}{\frac{52}{45}}\),\(\color{red}{\frac{116}{45}}\)) 
土浦日大高校 (R6年) ★★
 1次関数yaxbについて,

(1) a>0,b<0のとき
【解】傾きaが正,切片bが負で,

(2) ab>0,ab<0のとき,
【解】イかウだが,x=1のとき,yab>0で,
x軸より上となるから,  
 
広島県立高校 (R5年) ★★ 國學院大久我山高校 (R5年) ★
 y軸上に点A (0,8))があり,関数yx+2…ア のグラフ上にx>0の範囲で動く2点B,Cがあります。

(1) ACがx軸に平行となるとき,線分ACの長さ
【解】アにy=8を代入して
8=x+2より,x=9で, AC=9

(2) DB=BCのとき,直線ACの傾き
【解】アにy=0を代入して,D(-3,0)
Bのx座標をbとすると,
 DBの(x座標差)=BCの(x座標差)より,
 b-(-3)=4bbで,b
C(6,6)となって,傾き= 6-8
6-0
(1) 異なる2点(p,p2),(q,q2)を通る直線の傾き
【解】
傾き= p2q2 (pq)(pq) pq
pq pq

(2) 図のように,直線
y=2x, 2点A(1,0),B(1,b)がある。
bの値を求めなさい。
【解】
y=2xに(1,b)を代入して, b=2×1=2

② OBの長さを求めなさい。
【解】
B(1,2)より, OB=√12+225

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