数 式 27 平方根1 (解答)
 1 開智高校 (R6年) ★ 獨協埼玉高校 (R7年) ★
    1  . の分母を有理化しなさい。
 1−\(\sqrt2\)+\(\sqrt3\)
【解】与式=     1−√2)−√3    .
{(1−√2)+√3}{(1−√2)−√3}
 = 1−√2−√3
3−2√2−3
 = 3−1+√2 6−√2+2
2√2 4
 2\(\sqrt7\)の小数部分をaとするとき,a2+10a+25の値を求めなさい。

【解】2<\(\sqrt7\)<3より,4<2\(\sqrt7\)<6で,整数部分は5
a=2\(\sqrt7\)−5を与式に代入
与式=(a+5)2=(2\(\sqrt7\))228
 
 
成城学園高校 (R7年) ★ 明治学院高校 (R7年) ★
 2\(\sqrt{13}\) を小数で表したとき,整数の部分を求めよ。また,小数第1位の数を求めよ。

【解】2\(\sqrt{13}\)=\(\sqrt{52}\)
72=49 82=64より, 49<52<64で, 整数部分=7
7.22=51.84 7.32=53.29より,
 51.84<52<53.29で, 小数第1位=2
 \(\sqrt2\)+\(\sqrt3\)<\(\sqrt{n}\)をみたす最小のnを求めよ。

【解】2乗して,5+2\(\sqrt6\)<n
\(\sqrt{16}\)<\(\sqrt{24}\)<\(\sqrt{25}\)より, 4<2\(\sqrt6\)<5
9<5+2√6<10で, n10

【別解】\(\sqrt2\)+\(\sqrt3\)≒1.4+1.7≒3.1
n>3.12=9.61より, n10
滝川第二高校 (R7年) ★ 埼玉県立高校 (R7年) ★
 \(\sqrt{54n}\)を整数とするようなもっとも小さい自然数nの値を求めなさい。

【解】根号内が平方数
\(\sqrt{54n}\)=3\(\sqrt{6n}\)
 よって, n6
 \(\frac{\sqrt{7}}{2}\)≦a≦2\(\sqrt5\)にあてはまる自然数aをすべて求めなさい。

【解】
2乗すると,\(\frac74\)(1.75)≦a2≦20
 よって, n2, 3, 4
関西大倉高校 (R7年) ★★ 9 灘 高校 (R6年) ★★★
 \(\sqrt{594n}\)が3桁の自然数となるような自然数nは何個あるか求めよ。

【解】根号内が平方数
\(\sqrt{594n}\)=3\(\sqrt{66n}\)が3桁の自然数だから,
 n=66×1, 66×4, 66×9, 66×16, 66×25 の5個
 √15+√10の整数部分をa,小数部分をbとおくと,a=[ ],であり,b2−2√15b+14√10の値は[ ]である。ただし,正の数pに対して,npn+1をみたす整数npの整数部分といい,pnpの小数部分という。

【解】\(\sqrt{15}\)≒3.87,\(\sqrt{10}\)≒3.16で, a=7
b=\(\sqrt{15}\)+\(\sqrt{10}\)−7で,
 (b−\(\sqrt{15}\))2=(\(\sqrt{10}\)−7)2=59−14\(\sqrt{10}\)
与式=(b−\(\sqrt{15}\))2+14\(\sqrt{10}\)−15
 =(59−14\(\sqrt{10}\))+14\(\sqrt{10}\)−15=44
【詳しい解】n≦\(\sqrt{15}\)+\(\sqrt{10}\)<n+1
n2≦25+\(\sqrt{600}\)<(n+1)2
 ここで242=576だから,25+\(\sqrt{600}\)>25+24=72
72≦(\(\sqrt{15}\)+\(\sqrt{10}\))2<82より, a=7
雲雀丘高校 (R7年) ★★
 nを500以下の自然数とする。\(\sqrt{220n}\)が自然数となるようなnをすべて求めよ。

【解】根号内が平方数
\(\sqrt{220n}\)=2\(\sqrt{55n}\)が500以下だから,
 n55, 55×4=220, 55×9=495

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