数 式 24 数の性質2 (解答)
それぞれの値を求めなさい。  
京都市立西京高校 (R7年) ★ 江戸川学園取手高校 (R5年) ★
 pを素数とする。p2の正の約数の和が31となるとき,pの値

【解】p2の約数は 1, p, p2
1+pp2=31より,p2p−30=0
(p+6)(p−5)=0より, p=5
 連続する2つの正の奇数の2乗の和は,2数の積より67大きい。このとき,2数のうち小さい方の数
【解】2数を2k−12k+1とすると
(2k−1)2+(2k+1)2=(2k−1)(2k+1)+67
 8k2+2=4k2+66より, k=4
よって, 2k−1=2×4−1=7
大阪星光学院高校 (R7年) ★★★ 作新学院高校 (R6年) ★★★
 x2+2xyx−4y−6…アを因数分解すると[    ]である。また,x2+2xyx−4y−42=0…イを満たす自然数x,yの組をすべて求めると,(x,y)=[    ]である。
【解】ア=x2x−6+2xy−4y
 =(x+3)(x−2)+2y(x−2)=(x+2y+3)(x−2)
イ=ア−36=0より,ア=36で,x+2y+3≧6
(x+2y+3,x−2)=(6,6) (4,9) (3,12) (2,18) (1,36)
これより条件にあうのは, (x,y)=(5,2) (3,15)
 32024の一の位の数は,[ ]である。

【解】31=3, 32=9, 33=27, 34=81,
    35=243, 36=729 …
3の累乗の一位数は,3,9,7,13,9,7,13,…
 4個ごとのくり返し
2024÷4=506より,ちょうど,506回の繰り返しで, 1
桃山学院高校 (R7年) ★ 日大習志野高校 (R7年) ★★
 6つの整数−5,−3,−1,2,4,6があります。この整数の中から異なる整数を4つ選び,下の計算式のA,B,C,Dに1つずつ入れるとき,計算結果の最大値A×B+\(\frac{C}{D}\)
【解】A×Bの最大値:4×6=24
\(\frac{C}{D}\)の最大値:(−5)÷(−1)=5
 よって, 24+5=29
 1から60までの整数の積1×2×3×…×58×59×60を計算したとき,一の位から連続して並ぶ0の個数は全部で[ ]個ある。
【解】5がいくつ掛け合わされているか
5が1個…5,10,15,20,30,35,40,45,55,60の10数
5が2個…25,50の2数
 1×10+2×2=14
秋田県立高校 (R6年) ★★ 大阪教育大池田校舎 (R6年) ★★
 n2−20n+91の値が素数になる自然数nをすべて
【解】n2−20n+91=(n−7)(n−13)
どちらかの因数が±1だから, n=6,8,12,14
与式=7(素数)となって適するのは, n=6,14
 2520はは1から10までのどの自然数でも割り切れる最小の自然数である。1から16までのどの自然数でも割り切れる最小の自然数を。
【解】2520=23×32×5×7に2×11×13を追加
2520×(2×11×13)=720720
日大藤沢高校 (R7年) ★★★ 10 慶応義塾志木高校 (R7年) ★★★
 5桁の自然数4A07Bは6の倍数である。この5桁の自然数が晨大になるのは, A=( ), B=( ) のときである。

【解】6の倍数は,2の倍数かつ3の倍数
(i) 2の倍数だから末位が偶数で,B=0,2,4,6,8
(ii) 3の倍数だから各位の和が3の倍数で,
 4+A+0+7+B=A+B+11が3の倍数
 つまり,A+B=1,4,7,10,13,16
((i)(ii)より最大になるのは, A=9, B=4
 ある分数の分母に5を加えると分数の値は\(\frac13\)となり,分子に3を加えると分数の値は1より大きく2より小さい。この分数を。
【解】ある分数を\(\color{red}{\frac{x}{y}}\)とすると,
\(\frac{x}{y+5}\)=\(\frac13\)より,y=3x−5…ア
(i) y>0のとき,1<\(\frac{x+3}{y}\)<2より,yx+3<2y…イ
 アを代入して解くと,x=3,y=4で, \(\color{red}{\frac34}\)
(ii) y<0のとき,1<\(\frac{x+3}{y}\)<2より,2yx+3<y…ウ
 アを代入して解くと,解なし
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