関数 14 放物線と直線1 (略解)
樟蔭高校 (R7年) ★ 山梨県立高校 (R5年) ★
 右の図のように,放物線yx2と直線l が2点A,Bで交わっている。点A,Bのx座標はそれぞれ−3,4である。直線l の式を求めなさい。
【解】x座標を代入して,A(−3,9) B(4,16)
傾き=  16−9 . =1より,y=(x+3)+9で, yx+12
4−(−3)
 @は関数yax2(a>0)のグラフであり,点A,Bは@上にある。点A,Bのx座標はそれぞれ−6,4である。

(1) aのとき,直線ABの式を求めなさい。
【解】yx2x=−6,4を代入して,
A(−6,9)とB(4,4)を通るから
y 4−9 (x−4)+4で, y=−x+6
4+6

(2) △AOBの面積が20のときaの値を求めなさい。
【解】A(−6,36a) B(4,16a)
ABはy=−2ax+24a
△AOB=OC×(BとAのx座標差)
 =×24a×(4+6)=120a=20で, a
青雲高校 (R7年) ★
 放物線yax2は直線yx−2とy=−x−8の交点を通る。このとき,aの値を求めなさい。
【解】 yx−2 を解いて,交点は(−4,−4)
y=−x−8
これをyax2に代入して,−4=(−4)2aで, a=−
久留米大附設高校 (R5年) ★★★ 近畿大附属高校 (R5年) ★★
 放物線yx2…ア と直線yx+6…イ
(1) A,Bの座標をそれぞれ求めよ。
【解】x2x+6より,x=−2,3
A(−2,4) B(3,9)
(2) Cのy座標をすべて求めよ。
【解】C(0,c)とすると,
AC2=(0+2)2+(c-4)2c2−8c+20…ウ
BC2=(0-3)2+(c-9)2c2−18c+90…エ
AB2=(-2-3)2+(4-9)2=50…オ
△ABCは直角三角形だから,ウ+エ=オ
 c2−13c+30=0より, y=3,10
(3) △OAE:△ODE=1:3のとき,tの値
【解】AE:ED=1:3
Eのx座標=t(t+2)=t…キ
Eのy座標=4−(4−t2)=t2+3…ク
キクをカに代入して,t2+3=−3(t)
 t2+3t−6=0で, t=(−3+√33)/2
 放物線yax2…@がある。
 @は点A(−6,18)を通る。
(1) aの値を求めよ。
【解】@に(−6,18)を代入して,
18=(−6)2aで, a

(2) 直線ABの式を求めよ。
【解】y=(x+6)+18で, yx+24 …ア
(3) 直線CDの式を求めよ,I,
【解】x2x+24より,B(8,32)
直線CBはy=2(x−8)+32=2x+16…イ
x2=2x+16より,C(−4,8)
直線CDはy=−(x+4)+8で, y=−x+4
(4) 面積比△ABD:△ACDを求めよ。
【解】ADとBCの交点E(−,11)
底辺ADが共通だから,△ABD:△ACD=BE:EC
y座標を比較すると,(32−11):(11−8)= 7:1
法政大第二高校 (R6年) ★★ 早稲田実業高等部 (R6年) ★★★
 放物線C:yx2…アと直線lyax+1…イがある。PQ=QRのとき,

(1) 点Rのy座標を求めなさい。
【解】Rからy軸に垂線RHを下ろすと,
△QHR≡△QOPより,QH=1で, y=2
(2) aの値を求めなさい。
【解】アにt=2を代入して,R(√2,2)
これをイに代入して,2=√2a+1より, a=√2/2
(3) RSの長さを求めなさい。
【解】イをアに代入して, x+1=x2
2x2−√2x−2=0より,x=√2,−
R(√2,2),S(−,)で, RS=3
 放物線yax2a>0)上に2点A,Bがある。
(1) OBとACの交点の座標をa,tを用いて表せ。
【解】B(t,at2)より,OBはyatx
これにx=−5を代入して, (−5,−5at
(2) △OABと△OACの面積の比が3:4のとき,
@ tの値を求めよ。
【解】直線ABの切片は5at
△OAB=×5at×(t+5)=at(t+5)…ア
△OAC=×5×25a=(125/2)a…イ
アイより,at(t+5):(125/2)a=3:4で, t
A 4点O,A,B,Cが同一円周上にあるとき,aの値を求めよ。
【解】∠OBA=90°より,OA2=OB2+AB2
(−5)2+(25a)2=()2+(a)2+()2+(75/4a)2で, a

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